近時の冷凍空調設備の進歩はめざましいものがあります。快い生活環境、精度の高い産業空調と冷凍冷蔵施設を充実することは、現代社会の発展に欠くことのできない条件であります。

 

　一方、現在のわが国では、いわゆる特定フロンによる環境破壊問題をはじめ、二酸化炭素による地球環境の温暖化、エネルギー消費構造の変化等生活環境の改善整備が最も重要な課題となっております。

 

　こうした情勢の中で我々は、冷凍空調設備業者として、その社会的責務と立場をあらためて自覚し、さらに一層冷凍空調設備に関する諸問題を究明し、経営の合理化、技術の向上に努め、専門的知識及び技術を駆使して社会の発展に貢献する必要を痛感しております。今後公的立場に立って一層社会に奉仕するためには、従来の任意的な活動では制約があるので、社会的信用を得られる組織として、ここに社団法人設立の意志をかためたものであります。