一般社団法人 東京都冷凍空調設備協会
会長 村山正策
この度、一般社団法人 東京都冷凍空調設備協会 第9代目の会長を引き受けることになりました。渋谷前会長のもとで副会長を10年務めて参りましたが、会長という大役を務めるにあたり、あらためて身の引き締まる思いであります。
1990年4月、台東区にあったお客様の紹介で右も左もわからず当協会に入会して34年、まさか会長の役が回ってくるとは夢にも思わなかった、というのが正直な気持ちです。断熱材、空調・冷凍工事材料の販売を主たる商売としているので、会員の中には少なからずお客様がいらっしゃり、あまり目立つべきではないという思いもあります。
しかしながらよく考えてみると、この長きにわたる当協会との関わりの中で、どれだけの冷凍・空調の専門家の方たちと交流をすることができたか。技術的なお話はもちろんのこと、研修会、グリーン部会を通じての交わりなどを考えると、仕事は言うまでもなく、私自身の成長の糧として欠かせないものでありました。入会していなければ、会社も今とは違った形になっていたかもしれません。
そのような意味で、今回の大役を引き受けたのは当協会への恩返しという意味合いも心の中には強くあります。会を次世代へ繋いでいく、そのためには力不足ではありますがお役に立てるのなら、との覚悟です。
5月28日の総会で申し上げた4つのテーマ、
・若手への継承の土台作り
・東京都防災協協定の足固め
・広報活動の強化
・会員と会の距離を縮める工夫
を新執行部と力を合わせて進めてまいります。会員の皆様が 「会に入ってよかった、ためになる!」 と感じていただける姿を目指します。会員各社の積極的な参加、ご意見をお待ちしています。
村商株式会社 取締役社長